こんにちは須藤工業株式会社の須藤です。
弊社では溶接のトレーニング、資格取得の支援を積極的に行っています。
今回も2名の社員がTIG溶接資格、T-1P(炭素鋼管、薄肉TIG溶接)にチャレンジするため北茨城中郷工場にて、溶接練習を現場の合間で行っています。
資格取得に掛かる練習材や場所、費用全額全て会社が負担します。

プラント配管においては、ステンレス、カーボン(鉄)の溶接配管がとても多く溶接工を外注でお願いするか自社の社員を育成するかどちらか、経営者側の悩みどころでもあります。
しかし溶接工が自社の社員として常にいてくれれば、工事受注後も溶接工を探す手間がなく、段取りがスムーズに進むことは間違いありません。
私的には配管も出来て溶接も出来る職人を目指してほしいので、これからの若手社員には「チャレンジして頂きたい」と常に思っています。
また近年ステンレスタンクの溶接工事に携わる事も多くあり、ステンレスTIG溶接のトレーニングにも力を入れています。

私が現場職人の頃は(25年くらい前)資格は出来るようになってから取らせてもらえるもの。
という認識で、現場で資格が無くてもである程度の物はやらせてもらえる時代でした。
先輩職人が、「少しできるようになってきたからこれやってみろ」みたいな会話が良くあったと思います。
しかし今は現場は書類管理などが厳しく資格がないとやらせてもらえない時代になりました。
工場などで溶接に少しなじみ練習トレーニングをして先に資格をとらせ、現場に入り腕を上げていく、昔とは順番が逆になったような感じがします。
弊社は現場の配管工事と溶接加工製作を主としていますので、溶接の練習が出来る環境づくりも大切な要素と考えています。

溶接試験に関しては、受かる受からないはもちろん大事なことなのですが、自分の時間を使って練習しチャレンジすることが、自分の自信に繋がってくると思ってます。
今回チャレンジする1人は、TN-F、TN-P、T-1Fと取得して、今回4種目目のT-1Pにチャレンジします。
もうこの段階に来ると、練習する姿勢や取り組み方に口を出す必要がなく、溶接の技量も意識も高く、心配なく様子を見守っています。
溶接に限らず配管施工、現場管理、製缶技術など、一人一人が得意分野でのレベルアップをはかり、会社を盛り上げて頂きたいと常に思っています。
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